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【山口県公立高校】推薦入試の倍率・定員について

宇部高校受験専門塾 黎明会です。

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令和7年度山口県公立高等学校推薦入学、特別入学者選抜及び 連携型入学者選抜志願者数について

山口県の公立高等学校における推薦入試について、主な要項を以下にまとめます。


1. 推薦入試とは?

推薦入試は、山口県の公立高校において、特定の基準を満たした中学生が在籍する中学校長の推薦を受けて受験できる入試制度です。学力試験よりも面接や調査書の内容を重視した選抜方法となっています。


2. 実施校と対象学科

令和7年度の推薦入試は、44校3分校104学科1コースで実施されます。

(1) 普通科系

  • 普通科(21校1分校22学科)
  • 普通科体育コース(1校1コース)
  • 文理探究科(6校12学科)
  • 英語科(1校1学科)

(2) 職業学科系

  • 農業に関する学科(3校9学科)
  • 工業に関する学科(12校33学科)
  • 商業に関する学科(8校15学科)
  • 水産に関する学科(1校2学科)
  • 家庭に関する学科(2校2学科)
  • 看護に関する学科(1校1学科)
  • 地域創生科(1校1学科)
  • 総合学科(4校2分校6学科)

3. 募集枠・倍率

  • 全体の入学定員:6,095人
  • 推薦入学枠:1,879人
  • 推薦志願者数:1,902人
  • 推薦志願倍率:1.0倍

※ 志願倍率が特に高かった学科:

  • 山口高校 文理探究科:3.9倍
  • 岩国高校 普通科:3.0倍
  • 下関西高校 文理探究科:2.0倍

4. 推薦入試の選抜方法

推薦入試では、学力試験は行われず、以下の要素を総合的に判断して合格者が決定されます。

  • 調査書(内申書)
  • 面接
  • 作文または小論文(学校・学科による)
  • その他の選抜方法(学校独自の評価基準)

5. 推薦入試のスケジュール

(1) 出願期間

  • 令和7年1月29日 午前10時締切

(2) 面接・選考

  • 令和7年2月5日(水)
    志願先の高等学校にて実施

(3) 選抜結果の通知

  • 令和7年2月13日(木) 午前10時以降

6. 推薦入試のメリットと注意点

(1) メリット

  • 学力試験が不要であり、人物評価や適性を重視した選抜が行われる。
  • 早めに合格が決まるため、進路を確定しやすい。
  • 学校独自の特色ある教育を受けることができる場合が多い。

(2) 注意点

  • 合格した場合は必ず入学しなければならない(辞退不可)。
  • 各中学校からの推薦基準を満たしていなければ受験できない。
  • 面接や調査書の評価が重視されるため、普段の学校生活や内申点が重要。

7. その他の特別な入試枠

(1) 特別入学者選抜

  • 対象校
    • 県立岩国商業高校東分校
    • 県立山口松風館高校
    • 県立下関双葉高校
  • 対象者:多部制定時制高校の特別入学者
  • 選抜倍率:1.7倍(令和7年度)

(2) 連携型入学者選抜

  • 対象校:県立周防大島高校(普通科・地域創生科)
  • 対象者:中高一貫教育を受けている生徒
  • 選抜倍率
    • 普通科:0.9倍
    • 地域創生科:0.6倍

まとめ

山口県の公立高校推薦入試は、調査書や面接を重視した選抜方式であり、人物評価や適性に基づいた選考が行われます。志願者は、中学校の推薦基準を満たす必要があり、合格後は辞退できないため、進路決定には慎重な検討が必要です。

詳細な入試要項は、各高等学校の募集要項や山口県教育委員会の公式発表を確認することをおすすめします。

倍率について

学校名 入学定員 推薦入学枠 志願者数 志願倍率
宇部高校(文理探究科) 70 14 34 1.6
宇部中央高校(普通科) 160 56 60 1.1
宇部商業高校(商業科) 105 37 56 1.5
宇部工業高校(機械科) 40 14 11 0.8
宇部工業高校(電子機械科) 40 12 6 0.5
宇部工業高校(電気科) 35 11 12 1.1
宇部工業高校(化学工業科) 35 11 3 0.3
小野田高校(普通科) 160 48 53 1.1
小野田工業高校(機械科) 30 9 11 1.2
小野田工業高校(電子情報科) 30 9 7 0.8
小野田工業高校(化学工業科) 30 9 1 0.1
厚狭明進高校(普通科) 70 21 15 0.7
厚狭明進高校(生活創造科) 70 21 11 0.5
合計 6,095 1,879 1,902 1.0

 

 

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